[ガスメディア]
産業用ガス専門情報紙として1985年に創刊されて以来、工業ガス業界はもとより、多岐にわたるユーザー業界、関連機器業界等に広い読者層を得て着実に購読者数を拡大。
急速に変貌を遂げるガス産業の未来に焦点を定め、密度の高い豊富な情報を独占提供していくガス総合情報紙です。

タブロイド版
月2回発行(10日・25日)
購読料:21,000円(1年間/郵送料、消費税込み)

業界情報

ヘリウムガスの値上げと今後の展望

ヘリウムガスは、産出国が限られており、生産量は極めて少ない。日本ではそのほとんどを米国からの輸入に頼っている。このため、米国での価格が上がるとすぐに影響を受ける。昨年来、米国ではヘリウムを産出する井戸のトラブルが起き、生産量が減少し、日本への供給量を絞ったため、わが国では大きな影響を受けた。
さらに、最近の原油高騰などで、車の燃料代が上昇、さらにヘリウムを貯蔵・供給するための投資額が増えた。また、ヘリウムは海上をコンテナで輸送してくるため、これらの輸送経費の増加などコストアップ続き、大手ヘリウム供給業者では一律に30%の価格の引き上げを図っているケースもある。
しかし、今後の展開を見ると、日本では半導体産業でのヘリウム使用量が近年大幅に増えており、この傾向は世界的なものになると予想されている。つまり、半導体を生産する国において、ヘリウムの使用量が伸びていくのであり、玉はタイトになりヘリウム産出国では価格の上昇をしやすくなる環境が整うことになる。需要が供給量を上回ることになれば、日本では輸入価格が大幅に上昇する懸念がある。半導体産業でのヘリウム需要が増えれば増えるほど、ヘリウムの価格が上がり、玉不足は深刻になるという図式が見えてくる。ビジネスとしてのヘリウムは小さい存在だが、先端技術には欠かせない存在である。
液体ヘリウムは病院でのMRIや超伝導の研究、ガス体では飛行船など多方面で必要な物資であり、今後の動向が注目される。

2月10号


[1面]
東京電力の電気料金値上げ
「大きな影響受ける」

企業の存続に関わる問題
業界プラントの電気料金 年間60億円増加に

イベント訪問
第4回レーザー加工技術展
第4回レーザー加工技術展

第4回レーザー加工技術展が4月13日〜15日の3日間、東京国際展示場「東京ビッグサイト」において、参加企業78社の出展をもって盛大に開催された。展示場ではファイバーレーザなど各社の先端発振器技術はもちろん、データ処理やロボットシステムなど周辺技術を含む総合レーザ技術が紹介されており、初日のオープン時から多数の来場者あり、技術への深い関心を示していた。

 

◆お知らせ◆
「レーザインサイド」2011年版発売中
全国のレーザ加工ユーザーリストも公開