日本レーザーが空冷ピコ秒レーザ発売
日本レーザーは、カナダアトダイン社と新たに代理店契約を締結し、同社製の空冷ピコ秒レーザ「APLシリーズ」の発売を7月1日から正式に開始した。価格は未定。初年度10台程度の受注を見込む。
アトダイン社は、2006年に設立された、ファイバーレーザ技術と半導体励起固体増幅器の利点を融合した独自構造によるピコ秒レーザのメーカー。今回発売を開始する空冷ピコ秒レーザ「APLシリーズ」は、10psec(ピコ秒)未満の短パルスを発振するターンキー型のピコ秒レーザで、低メンテナンスで、かつ小型空冷の取扱いが容易なレーザ発振器である。500kHzまでの高繰返しを実現するモデル「APL―4000」および「APL―500」と、最大エネルギー1mJを発振するモデル「APLQ」があり、それぞれのモデルに3波長の製品がラインナップされている。
低メンテナンス、小型空冷、取扱いが容易という特長を備えた「APLシリーズ」は、主として微細加工用途に適しており、TFTリペア、スクライビング、マーキング、ダイシング、揮発性素材加工、硬質素材加工などの多彩な分野で使用されている。
本製品の主な仕様は次のとおり。
▽波長:1064、532、355nm▽最大エネルギー:150μJ(APL―4000―1064)、30μJ(APL―500―1064)、1mJ(APLQ―1000―1064)など▽最大平均出力:4W(APL―4000―1064)、 0・5W(APL―500―1064)、1W(APLQ―1000―1064)など▽パルス幅:4~8psec(APL―4000及びAPL―500シリーズ)、 <10ps(APLQ―1000シリーズ)▽繰返し周波数:0~500kHz(APL―4000及びAPL―500シリーズ)、0~1kHz(APLQ―1000シリーズ)▽偏光:直線(水平)1000:1以上▽冷却方式:強制空冷▽外部トリガー制御可能。
2011.07.21