三菱電機がIoTを活用したレーザー加工機の新サービス開始

2016/03/23 1:02 に 横山弘幸 が投稿
iQ care remote4u
 三菱電機は、IoTを活用して、板金加工向けレーザー加工機の情報を収集・蓄積し、遠隔地からリアルタイムで確認・診断する新サービス「iQ Care Remote4U(アイキューケアリモートフォーユー)」を4月1日から提供開始する。
 レーザー加工機の生産性向上・ランニングコスト低減に貢献するとともに、遠隔診断による保守サービスの向上を実現する。三菱電機名古屋製作所(愛知県名古屋市)の近隣の大幸地区に建設中の新棟(2016年10月竣工予定)を、リモートサービスの中核拠点とする。
 サービスの特長は、①ダッシュボード機能による生産プロセスの改善・ランニングコスト低減と、②リモート診断機能による保全性向上の2点。
 ダッシュボード機能では、市販のパソコン・スマートフォン・タブレットで専用ソフトなしにレーザー加工機の稼働情報・加工予測時間をリアルタイム確認する。また、加工・稼働実績や電力・ガス消費量などをIoTプラットフォームで収集・蓄積し、複数の情報をまとめて表示。汎用の表計算ソフトへ出力し、生産プロセスの改善・ランニングコスト低減に貢献する。
 リモート診断機能では、三菱電機のサービスセンターに設置した端末から直接顧客のレーザー加工機の状況を遠隔診断して予防保全情報を提供することで、故障時に同社のスタッフから迅速な対応が可能となる。
 また、サービスセンターからソフトウェアバージョンアップや加工条件変更などの実施も可能。
 今後は、レーザー加工機向けの本サービスに加え、2016年度中に放電加工機向けのサービスも開始する。
Comments