News‎ > ‎

日本液炭水島工場の液化炭酸ガス製造設備に岡山県「拠点工場化等投資促進補助金」を適用

2016/04/05 17:33 に Hiroyuki Yokoyama が投稿
 岡山県は、県内立地企業の拠点化を支援する「拠点工場化等投資促進補助金」を日本液炭が岡山県倉敷市の水島工場に新設する液化炭酸ガス製造設備に適用することを発表した。県からの補助金は5億円。
 対象の液炭設備は、日本液炭が昨年12月に三菱化学水島事業所内に新設を決定したもので、三菱化学から発生する低濃度の炭酸ガスを回収し、高品質な液化炭酸ガスを製造する。生産能力は250t/日、完成は2017年10月予定で、投資額は約50億円。
 液化炭酸は、近年、燃料油需要の減少、国内アンモニア製造停止等を受けて、原料となる炭酸ガスが大幅に減少、製品需要が逼迫している。特に中四国地区において減少が大きく、他地区からの長距離輸送が常態化している。日本液炭では、今後も同業種からの高濃度な原料炭酸ガスは更に減少すると予想。水島地区への液炭設備新設により、中四国から関西地区ユーザーへの安定供給確保と長距離輸送の削減を実現する。
 日本液炭は、親会社の大陽日酸グループが2014年11月に三菱ケミカルホールディングスグループ入りしたことを受けて、グループ内のシナジー創出へ向けて協働を進めていた。液炭設備新設は地球環境に大きく貢献し、次世代型の液化炭酸ガス製造工場となるとしている。
 今回の岡山県の「拠点工場化等投資促進補助金」の適用は、東京製鐵岡山工場と日本液炭水島工場の2社で、平成26年度の制度創設から合計で7社となる。
Comments